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こんにちは。
最近のニュースは見ていませんが、
世間でだんだん浸透し始めている
サービスがあるようです。
その名も、
ChatGPT
というもの。
いったい、何なんでしょうか?
ChatGPTとは?
ChatGPTとは、2022年11月に
リリースした、対話型のAIチャットサービスです。
これまでのチャットボットとは一線を画し、
比較にならないほど高精度な文章で
回答してくれることが最大の魅力です。
もちろん、日本語にも対応しています。
たとえば、
「資本主義」という大学の授業で6回分の内容を作ってください。
ChatGPTの回答
授業の構成や深度は、授業のレベルや対象者に応じて
異なる可能性がありますが、以下は一般的な資本主義の授業の構成案です。
第1回:資本主義の歴史と基本概念
第2回:市場経済と競争の原理
第3回:資本主義の不平等と社会正義
第4回:資本主義のグローバル化と国際経済秩序
第5回:資本主義と環境問題
第6回:資本主義の未来と改革の可能性
結果からもわかるように、
本当に「もっともらしい」カリキュラムを、
ほんの1、2分で作成してしまいます。
ChatGPTでできること
ChatGPTの汎用性の高さと使い勝手の良さには驚くべきものがあります。
今、ネット上では、ChatGPTがどんなことができるのか、
様々な趣向を凝らし、「ChatGPT調教祭り」と化しているのです。
これまでにわかっていることは、
・人間と会話するような形式で質問できる
・プログラミング言語の記述もサポートできる
・論文、小説、シナリオ、詩などの「文章化できるもの」は頑張ればできる
ということです。
ChatGPTの進化は始まったばかり
ChatGPTはさまざまな業界や分野で
活用することが期待できると思います。
なかでも、IT業界におけるソースコードや
コーディングを正確に記述する点が優れています。
そればかりか、日本語の解説を含めて
ソースコードを返してくれるのが大きなメリットです。
エンジニアやコーダーにとっては
業務レベルでの利用が可能であり、
同時に自分のキャリアアップの助けにもなってくれるかもしれないのです。
ChatGPTに見るこれからのAIとの付き合い方
ChatGPTは、現時点では検証や簡単な調べもの、
遊び感覚での使用が大勢を占めていますが、
「もっともらしい誤った情報」を返してくるので、
本当に慎重にならなければなりません。
しかも、まだまだ学習しなければならないことが
山のようにあるため、人間による内容確認や
適切な運用ルールを確立する必要があると思います。
ただ、AIが日常に浸透してくる第一歩のようにも
思います。
こわいから、よく知らないから、と毛嫌いせずに
まずは使ってみてはいかがでしょうか。