目次
こんにちは。
みなさんは、移動中や家でスマホやテレビなど
動画を観たり、ネット検索をしたり、していますか？
通勤中でも、映画やドラマ、アニメなどの動画を
観ている人が増えていると思います。
ときどき、トンネルや駅の近くになると
動画が止まったりすると、まだまだだなぁと
思ったりもしますが。
さて、今回は、そんな通信の話をしてみましょう。
5Gを意識したことってありますか？
「5Gって最近聞かないけどどうしたのかな？」
この記事のタイトルを見て、ふと、思い出した方が多いかもしれません。
現状4Gで満足しているのではないでしょうか？
「5G」は、「第5世代移動通信システム」の略で、
4G（LTE）に代わる新たな通信規格です。
ここにきて一気に生成AIに持っていかれた感は否めません。
しかも5Gはコンテンツではなく土台となる基礎技術なので、
ほとんど意識されないことがネックとなっています。
トレンドから距離を置いてしまった5G
5Gが日本でなかなか普及しないのには、３つの要因が考えられます。
高いインフラ投資費用
5Gネットワークを構築するためには、
新たに膨大な数の基地局とアンテナの設置が必要です。
投資対効果で、世間の動向と自社の利益を天秤にかけると、
現時点では釣り合っていないかもしれません。
適切な周波数帯の不足
5Gでは、高速・大容量通信を実現するために、
「ミリ波」という28GHz帯が割り当てられています。
しかし、電波が遠くまで届かず、障害物にも
弱いマイナス要因に手間取っているのが現状です。
低い周波数帯の「Sub6」など、周波数帯を増やしても
解消への決定打とはなっていません。
消費者へのメリットの認識不足
5Gそのものがそれほどインパクトを持っていないのが
一番の原因ではないでしょうか。
「4Gでも十分使える」
これが消費者の本音だと思います。
もう一度、5Gのメリットをおさらいしよう
5Gは、データ通信の大幅な高速化がウリです。
理論上最大20Gbpsもの速度が実現可能なため、
映画のダウンロードやオンラインゲームなど、
大容量コンテンツをストレスなく楽しむことができます。
また、5Gは、「ネットワークスライシング」という
技術を利用している点もポイントです。
実力を発揮します。
2025年が5Gの運命の分かれ道
現在、5Gの次世代技術「Beyond 5G（6G）」の
研究が進行中で、2030年以降の普及を目指しています。
2025年に開催される大阪・関西万博では、
「Beyond 5G readyショーケース」で
研究と推進の成果が発表される予定になっています。
万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」に
いかがでしたでしょうか。
皆様のお役に立てれば幸いです。
