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Z世代の価値観を誤解しないために知っておくべきこと

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目次

 

 

だんだん暑くなってきて、本当に溶けそうな日々ですね。

 

皆さんは、今の新卒や20代の方々と話す機会はありますか?

 

年齢が30代後半や40代の方は、部下や同じグループに

 

若者がいないと話す機会もあまりないかもしれませんね。

 

今回は、久しぶりにZ世代の若者について、

 

お話しますね。

 

誰もが通った20代の頃を思い出しながら、

 

今20代の方は共感できるところも

 

あるかもしれません。

 

勘違いされがちなZ世代を知る3つのポイント

 

Z世代をステレオタイプに誤解しないために

 

知っておくべき3つのポイントを説明します。

 

エシカル消費に敏感

 

きちんと社会課題には身近で自分ごと化しています。

 

ただ、関心はあるけれど、実際に消費には

 

つながっていないのが現状のようです。

 

SHIBUYA109 labの定量調査では、

 

7割ぐらいが実際に行動に移していないという結果が出ています。

 

エシカルよりも自分のメリットが最優先。

 

「デザイン可愛くないし、値段も高い」

 

これが本音なのです。

 

今までやったことある社会へのアクションは、

 

エコバッグ・マイボトルといった、

 

本当にごく限られたものにとどまっています。

 

 

謙遜する人が多い

 

相対評価を非常に気にしています。

 

原因はSNSにあるようです。

 

常にSNSで誰かとつながっている意識があり、

 

自分の意見をうかつには言えません。

 

周囲の目が日常的にあり、相対として自分を定義していくのです。

 

それが、自身の過小評価になっているんですね。

 

 

解像度が非常に高く、ディティールにこだわる

 

友だちを見る目(視点)に特徴があります。

 

この子はあのアイドルが好きだな、ということに瞬時に気がつきます。

 

髪型・服装を見て、このグループのこのメンバー推しなんだ。

 

だから黄色いグッズ持ってるんだ、という類推を効かせる解像度を備えています。

 

結果的にビジュアルの情報共有から話が弾んでいくわけです。

 



 

 

サプライズは予期したものでなければならない?

 

「ロッカーサプライズ」というのをご存じでしょうか。

 

誕生日に学校のロッカーを開けたら、

 

素敵なサプライズ・プレゼントがあり、大いに喜ぶというものなのですが……。

 

実は、インスタグラムでこのサプライズを「予習」しているんですね。

 

いわばサプライズのネタバレです。

 

自分の反応にかかっているというプレッシャーと、

 

それによる精神的な失敗をしたくないというZ世代の共有心理があるのです。

 

 

しかし、Z世代をひとくくりにしてはいけません。

 

個に目を向けることも必要です。

 

なによりも、「共感ベース」で行動していることを念頭に入れる必要があります。

 

統計からこぼれたものを拾い、同時代を生きる共有体験が共感を得る。

 

その時代に何をしていたかが切り口・入口となり、はじめて通じ合えるはずです。

 

もっとZ世代について知っていくところから始めませんか。

 

本コラムが皆様のお役に立てれば、幸いです。