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こんにちは。
自分に子供がいると、周りの子供にも意識が行きますよね。
なんか最近、子供が増えたなぁ、と思うのは、
子供を目で追う意識が芽生えたから、
という説があります。
さて、子供は宝とも言いますが、
人口が加速的に減っていっている
日本においては、まさに宝となってくるでしょう。
今回は、そんな令和時代ベイビーも含むアルファ世代に
ついてお話します。
アルファ世代とは?
アルファ世代(α世代:ジェネレーションα)は、
2010年~2024年ごろ生まれで、
2023年現在、小学生の12歳以下の子どもたちの世代を指します。
2005年に提唱したのが始まりです。
アルファ世代は、ミレニアル世代(1980年~1990年ごろ生まれ)を
親に持ち、生まれたときからスマートフォン、
タブレット、パソコンに囲まれています。
親たちは、なんの抵抗もなくIT環境を惜しみなく与えているのです。
赤ん坊もやっぱり「アルファ世代」
最近、私が見かけた光景をお話しします。
私は、病院のロビーで自分の順番を待っていました。
ロビーは患者さんでいっぱいで、
やむを得ず立っている人もいました。
そのなかに、赤ん坊を抱っこした
若いお母さんもいたのですが、赤ん坊は
泣いたりやんだりを「リズミカルに」繰り返していました。
なんと、お母さんは赤ん坊をあやすのに、
母親が赤ん坊の目の前からスマホを離すと、
とたんに赤ん坊は大声をあげて泣き始めます。
再びスマホの画面を見せると赤ん坊はピタリと泣き止みました。
私は「赤ん坊をあやすのもデジタルか!」と驚きました。
「偉大なスクリーン」と呼んだのもうなずけます。
アルファ世代の動向を知る
アルファ世代の特徴は、小学校からプログラミングの
授業を受け、その授業もオンラインで行われるのが当たり前となっている点です。
また、積極的にYouTubeから配信を行い、
インスタグラムやTikTokをバズらせる発信力を持っています。
アルファ世代の日常は、ゲーム空間としてのメタバースが
身近にあり、アバターによるコミュニケーションが普通です。
国境・人種・性別の区別なく、多様性を難なく
受け入れてグローバルにつながることに価値を見出しているのです。
リアルとバーチャルの境界線上を行ったり来たり
アルファ世代が主役になる2035年ごろは、
おそらく、リアルとバーチャルの使い分けのうまさが、
対人関係や世渡りのカギになると考えられます。
DAO(ダオ:自律分散型組織)のような、
現在の会社組織形態にとらわれない、
自由でフラットな参加型の働き方がフィットすると予想されます。
ただ、忘れてほしくないのはリアルあってのバーチャルと私は
思います。
いかがでしたでしょうか?
皆様のお役に立てれば幸いです。