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【2023年度版】リスキリングの実態 日本企業もがんばっています

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目次

 

 

こんにちは。

 

4月になりました。

新人が入ってくる会社もあるでしょう。

4月から新しい職場や上司になり、

環境の変化に戸惑う人もいるでしょう。

 

春闘などもあります。

日本企業に勤めている人も

外資にお勤めの方も、フリーランス

働いている人も、リスキリングの実態について

ご紹介しますね。

 

 

日本企業の現状は?

 

2022年9月28日、

スイスの国際経営開発研究所から

「世界のデジタル競争力ランキング2022」が発表されました。

 

上位5か国は

デンマーク

アメリ

スウェーデン

シンガポール

スイスとなっています。

 

日本は、過去最低の29位という位置づけです。

2020年に27位、2021年に28位と

4年連続ランクを落としている状況が続いています。

 

東アジアの国・地域と比べても、

韓国が8位、台湾が11位、

2018年には30位だった中国が17位と

日本の遅れが顕著です。

 

しかし、積極的にリスキリングに取り組む日本企業があることも確かです。

 

 

 

ヤマト運輸のデジタル改革

 

ヤマト運輸は、2021年に

「Yamato Digital Academy(ヤマトデジタルアカデミー/YDA)」

をスタートさせ、従業員に対してデータ教育を行い、

精力的にリスキリングを図っています。

 

基礎的なDX研修・デジタルデータ

活用プログラムは全社員が対象です。

加えて、社長を含む経営陣および経営幹部候補者向けの

「経営層向けカリキュラム」、

デジタル機能本部社員に「DX育成カリキュラム」を用意しています。

 

この基本計画では、3年で1,000人の専門人材を育てることを目標に掲げています。

 

 

 

トラスコ中山のDX戦略

 

工具や現場作業機具などの卸売企業である

トラスコ中山も、2000年代から、

アナログからデジタルへの移行にともなう

取り組みを基盤として、他の国内企業に先駆けて

先進的な研修を進めています。

 

その研修内容とは、「他社のシステムベンダー

従業員と協力し、デジタル技術を活用した

新規のビジネス創出を行う」というものです。

研修によって得たノウハウをすぐに実務に活かせる、

実践的なカリキュラムとなっています。



 

 

ワークマンのExcelの活用術

 

ワーキングウエアなどを展開するワークマンも、

リスキリングにより企業成長を実現した企業です。

 

かつては、DX経営とは無縁の会社でした。

 

「凡人でも、データを使えば経営できる」

 

データ活用ができる組織に変革するため、

社員全員に対して表計算ソフトExcelの操作を

習得する研修を実施し、現場で社員自らが

データ分析できる体制を構築しました。

 

DXのような大きな目標だけでなく、

身近なアプリケーションを一歩踏み込んで学習し、

一段高いフェーズに習熟度を上げるのもリスキリングです。

 

 

今後、リスキリングが常態化すると予測される

日本企業の躍進に期待しましょう。