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こんにちは。
令和5年も4月になり、新年度。
この前、正月だったように思うのは、
私だけでしょうか。
また、時代もどんどん変わってきています。
日本と海外の違いも、どんどん増えています。
さて、今回は仕事について、雑多に
お話したいと思います。
コロナ禍で「リデザイン」された働き方
リモートワークは、みなさんにとって新しいものでしょうか?
おそらく、大半の人が、「在宅ワークのない」生活のことは、
とうの昔のように感じていると思います。
以前からかなり小規模な「在宅ワーク」はあったのですが、
2020年初頭からのコロナ禍によって、
「働き方」自体がリデザイン(再編成)されました。
新型コロナのパンデミックは「いままでより高い水準を追求し、
ハードルを上げる」好機をもたらし、「制度の遅れ」を
きれいに拭き取ったことが、仕事のリデザインを加速させました。
何が変わったのか?どんな課題が浮き上がったか?
人びとのデジタルスキルが高まった
これが一番の要因でもあり、私たちは知らず知らずのうちに
ITリテラシーを高め、日常がすでに高いレイヤーに底上げされています。
自転車に乗れない時のことを、乗れるようになってからは
思い出すことすらできないのと同じです。
官僚主義を葬り去ることに成功した
「働き方改革」が導入により、企業幹部の多くは、
今までの働き方を捨てざるを得ませんでした。
それまでの自分たちが培ってきた知識やスキルが
時代に合わなくなって、組織の中でも
疎外感や無力感を覚えたに違いありません。
そこでスキルを磨き直したり(=アップスキリング)、
新しい職種で働くために新しいスキルを学んだりする
(=リスキリング)必要性が高まっています。
「オフ」スイッチの大切さを思い知る
通勤時間で浮いた時間をあてるようになった弊害がしばしば問題となっています。
つまり、オンとオフの境目が消失したため、
プライベートの時間でも、仕事の気が抜けなくなりました。
仕事をリデザインするには中高年層の働きが必要
若手社員と中高年社員を組み合わせるような
仕事のデザインが最も生産的だと考えます。
そこで、スキル不足が否めない中高年層の
社員の出番がくるのです。
職場で自分たちの全身をフルに使って得た経験と
知恵とノウハウは、なににも代えがたい資産にほかありません。
この重要な役割は、流動性知能という高いスキルを
持った若い働き手が不足している業種で重宝します。
経験が少ない若手社員にとっても、未知の知恵や
ノウハウをたやすく教授してもらえるので一石二鳥というワケです。
すでに役目を終えたと感じている年長の社員を稼働させ、
仕事の「リデザイン」を促すことが、今、企業に必要なのです。
いかがでしたでしょうか。
時代はどんどん変わります。
仕事自体も、仕事の仕方も、働き方も、
何もかも変わってきます。
あなたは、どうしていきますか。