ビジネス情報〜キャリアアップの役立つ考え方

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リスキリングに必要なスキルとは?

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目次

 

こんにちは。

 

お元気ですか?

 

皆さんはおいくつでしょうか?

働き始め、バリバリキャリアを築いている20代?

部下や後輩もいて、仕事がノッている30代?

それとも、出世しているか、今後どうしようか

迷う40代でしょうか。

 

今回は、数回お伝えしている

「リスキリング」について、

必要なスキルをお話しようと思います。

 

リスキリングは「スキル」である

 

リスキリングには、大きく2つのスキルが必要です。

 

【ハードスキル】

・プログラミング

・外国語

・専門性の高い資格(弁護士、会計士など)

 

定量的(数値や数量といった「ものさし」があり、

共通認識できる物事)なスキルです。

 

【ソフトスキル】

・コミュニケーション能力

・リーダーシップ

・課題解決能力

 

一方、こちらは定性的(人間の内面性がもとで、

明確な評価基準があらわせないもの)です。

 

自分自身をリスキリングするには、

まずソフトスキリングの進み具合によって方向性を定めます。

そのうえで自分の将来に身につけるべき

ハードスキルを明確にするのです。

 

この2つのスキルがリスキリングには欠かせません。

 

 

4つのステップでリスキリングする

 

【ステップ1】アンラーニング(学びほぐし)する

 

アンラーニングは「学びほぐし」ともいわれ、

硬直した知識・スキルをほぐして新しく組み立て直すことを意味します。

 

過去の成功体験が、今では陳腐化してしまっているような

ケースはけっこうあると思います。

ここで、「なぜ成功したのか」を理解し、

担保しつつ、時代遅れのスキルはリセットします。

 

【ステップ2】アダプタビリティ(適応力)を強化する

 

アンラーニングの次はアダプタビリティ(適応力)

の強化を図ります。

 

コロナ禍の3年間で、私たちは社会構造の変化に

柔軟に適応しました。

例えば、会社に出勤するという物理的制約を、

ZOOMなどのオンラインコミュニケーションツールで解決しています。

 

【ステップ3】プランニング(未来予測)する

 

次に、自分自身の人生を計画するプランニングの段階へ移ります。

 

近い将来に起こる「非連続・想定外」なシナリオを複数描いて、

それに基づいて戦略を立てるのです。

具体的には「極端なインフレ」といった「有事」に対し、

「インフレには賃金のベースアップを検討する」

というようなシナリオを複数挙げていきます。

 

企業も個人も、働き方のオプションを

数多く持った状態でプランニングすることで、

想定外の事態に対応できるのです。

 

【ステップ4】リスキリングする

 

上記の3ステップで準備が整ったらスキルの再習得を目指し、

リスキリングを行います。

 

 

大退職時代をリスキリングで乗り越える

 

リスキリングは簡単ではありません。

 

しかし、技術の進歩は待ってはくれず、大退職時代を迎えようとしています。

 

挫折や失敗に直面し、会社や社会から認められなくても、

前に進むために、自分で自分を認めること(自己承認)も

時には必要となるかもしれません。

 

課題解決能力の一種かもしれませんが、

今の日本人にとってはこれが一番重要にも思います。

 

皆様のお役に立てれば、幸いです。